KDDIは15日、法人ユーザー向けに帯域保証型の「KDDIフレキシブル専用サービス」を発表した。2011年2月1日より申し込みの受付、2011年4月1日より提供を開始する。 「KDDIフレキシブル専用サービス」は、経路制御やOAM(保守運用管理)機能を備えた新技術「MPLS-TP」(Multi Protocol Label Switching - Transport Profile)を採用し、最適な伝送路を組み合わせることでネットワーク全体の低遅延化を実現した次世代の専用サービスとなる。MPLS-TPとは、従来のMPLSによるラベルスイッチングを発展させ、既存の専用線サービス同等の品質・機能を提供するものだ。 きめ細やかな帯域品目や既存の通信機器を有効活用できるインターフェイス品目、さらに複数拠点との通信を統合可能なアクセス多重オプションなど、さまざまなメニューを取り揃えており、大規模な専用線ネットワークの構築にも対応可能。さらに、回線ごとの遅延変動や故障回復時間などを保証する「遅延SLA」の他、「故障回復時間SLA」「障害通知SLA」「開通日遅延SLA」を提供する。 サービスが提供されるエリアは、関東および大阪(TELEHOUSE OSAKA Osaka-chuo内のみの提供)となる。KDDIは、国内データセンターサービスや法人向けネットワークサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch」などと併せて「KDDIフレキシブル専用サービス」を提供することで、ユーザーのネットワークインフラの構築をサポートするとのこと。 「KDDIフレキシブル専用サービス」の料金は、開通手数料が31,500円/回線(税込)、変更手数料が10,500円/拠点(税込)。基本回線料は、1Mで県内同一エリア内115,500円、県間同一エリア内157,500円、エリア間336,000円より(いずれも月額・税込)。回線終端装置利用料は1台あたり5,250円/月額(税込)。
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