フォードやコダックといった大会社がソーシャルメディアをサポートしている背景にはもちろん、壮大な「インフルエンサー争奪合戦」が繰り広げられているということがある。簡単に想像できる通り、インフルエンサーとしてのブロガーをスポンサーしようとした場合に、同じカテゴリの競合企業からスポンサーを受け付けるということはできないだろうから、必然とクラウト(Klout)スコアが高いようなハイレベルなインフルエンサーにはラブコールが殺到することになるだろう。もちろん、スポンサードを受ける側のブロガー(あるいはその他のインフルエンサー)も自分が好きじゃないブランドのスポンサーは受け付けないだろうが、それでも早めにアプローチするに越したことはない。後ほどのインタビューでも明らかにしていくが、既に米国の大企業の中にはブロガーをスポンサーする動きが活発になっており、今回ブログラウンジであるNew Media Loungeの単独スポンサーとなったソニーも最近初めて某ママさんブロガーをスポンサーしたらしい。