米国の調査会社NPD Group(以下、NPD)は1日(現地時間)、米国市場での第3四半期のスマートフォンOSのシェアを発表した。 それによると第3四半期に購入されたスマートフォンのうち、Android OSの割合が44%(前期比11ポイント増)でトップ。次いでアップルのiOSが23%(前期比1ポイント増)、RIM OSが22%(前期比6ポイント減)となり、Android OSが着実に市場シェアを伸ばしている様子が、改めて明らかになった。 今回の結果についてNPDは、「Android OSの成長によりRIM OSがその分シェアを失う形となった。HTC EVO 4GやMotorola Droid XなどのハイエンドのAndroid端末が、かつてRIM OS端末を提供していたキャリアから出されているうえに、BlackBerry Torchの発売も市場シェアの減少を食い止められなかったようだ」と述べた。前年同期比で見ると、RIM OSは53%減となっており、シェアの減少に歯止めがかからない状況が浮き彫りとなった。一方iOSも前年同期比で21%減となっている。 ただし第3四半期に米国市場で購入された端末ランキングでは、iPhone 4とBlackBerry Curve 8500シリーズがそれぞれ1位と2位を死守した。以下LG Cosmos(メッセージングフォン)、Motorola Droid X、HTC EVO 4Gという順になった。購入された端末の上位5機種のうち4機種がスマートフォンが占め、改めてその存在感が示された。
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