・NFSを使用してVMwareデータストアを統合 ・iSCSIを使用して既存のMicrosoft SQL Serverデータベースとログを統合 ・Symantec Enterprise Vaultを仮想化し(P2V)、NFSを使用してストレージを一元化 ・Exchangeを物理環境から仮想環境にマイグレーション(P2V) ・Windowsファイル共有をNetAppに移行 ・NetApp SnapManager Suite for Virtual Infrastructure、Exchange、およびSQL Serverの必要な要素を実装
■NFS上でのVMware運用
CTIの助言に従い、バックアップのパフォーマンスと簡易性を考慮して、VMwareデータストアをiSCSIからNFSに移行することに決定しました。この判断は賢明だったと考えています。VMware環境のデータ管理とバックアップを容易にするため、従来のvRanger実装に代えてSnapManager for Virtual Infrastructure(SMVI)を実装しました。現在、当社では日単位のSnapshotTMコピーと週単位のテープ・バックアップを組み合わせ、環境を保護しています。
従来はパフォーマンスについての懸念があったため、物理サーバでExchangeを運用していました。しかし、P2VマイグレーションとNetAppによるバックエンド・ストレージへの移行を行っても、何も問題は起こりませんでした。他のアプリケーション環境と同様に、高速で一貫性のあるバックアップのため、SnapManager for Exchange(SME)を実装しました。SMEを使用して1時間ごとにExchange環境のSnapshotコピーを作成し、この重要なリソースを保護しています。
当社の次なるステップは、SnapMirrorの実装によるオフサイトへの重要データのレプリケーションになるでしょう。オフサイト・ストレージが必要になった時点で、このソリューションを実装する予定です。また、Single Mailbox Recovery for Exchangeの追加も検討することになるでしょう。