MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は27日、「iPhoneアプリ、およびアプリ内広告に関する利用動向調査」の結果を公表した。調査期間は7月16日~21日(6日間)で有効回答は225人。 モバイルWEB・インターネットWEBにて、iPhone利用者225人を対象にiPhoneアプリのダウンロード経験を調査したところ、全体で78.2%のユーザーが有料のiPhoneアプリをダウンロードした経験があることがわかった。また、その購買金額に関しては、「月に0~300円程度」との回答が29.7%ともっとも多く、「月に1,000円以上」と回答したユーザーは全体の約11.1%だった。「有料アプリはダウンロードしていない」は全体で21.%だが、男女で比べると、男性は19.9%、女性は27.7%と、やや女性のほうが高かった。 興味のあるアプリに関する調査では、男女で大きく結果が異なり、男性では上位から順に「ビジネス(仕事効率化)69.0%」「ユーティリティ系(画像アプリ、計算機など)48.5%」「その他情報系(天気、乗換案内など)48.5%」、女性では順に、「SNS系(Twitter、Facebookアプリなど)57.4%」「ユーティリティ系(画像アプリ、計算機など)55.6%」「ゲーム、エンタメ系53.7%」という結果となっている。 同様にiPhoneアプリ、およびWEBサイトで表示される広告のクリック経験について調査したところ、アプリ内広告については全体の39.1%、WEB広告については33.3%のユーザーが「クリック経験がある」と回答。アプリ内広告のほうがやや上回るという結果になった。