JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11日、「Adobe Flash Player」および「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」に複数の脆弱性が見つかったっとして、注意喚起を発表した。 これらの製品には、共通のコンポーネントが利用されており、そこに脆弱性が存在したとのこと。遠隔の第三者は、細工したPDFファイルをユーザに開かせたり、細工したWebページを閲覧させたりすることにより、任意のコードを実行できる可能性があるとのこと。 Flash Playerについては、最新のバージョン「10.1.53.64」にアップデートすることにより対処可能。Adobe Acrobat/Readerについては、6月30日に修正プログラムが公開される予定。Flash Playerのバージョンは「Version Information」(www.adobe.com/jp/software/flash/about/)で確認可能。