電気通信事業者協会(TCA)は7日に、2010年5月末現在における携帯電話・PHSの事業者別契約数を発表した。 それによれば携帯電話の合計契約数は1億1,318万9,500件(対前月比増0.4%)。事業者別では、NTTドコモが純増113,200(前月154,500)で累計56,349,900件。auグループが純増54,700(前月103,100)で累計32,030,100件。ソフトバンクが純増251,100(前月216,000)で累計22,343,700件。イー・モバイルが純増55,800(前月58,200)で累計2,465,800件。 PHSはウィルコムが純減94,200(前月74,900)で累計4,037,600件となった。BWA(Broadband Wireless Access)契約数は、UQコミュニケーションズが純増18,900(前月23,400)で192,600件となった。 携帯、PHS、BWA各社が軒並み前月より純増数を落としたなかで、唯一ソフトバンクのみが大きく純増をアップ。完全に一人勝ちの構図となった。人気の新端末「Pad」が5月28日に発売されており、その影響が多少なりともあったと推測されるが、実質3日間であるため、来月にはさらにソフトバンクの勢いが加速すると思われる。