三菱電機は31日、HDDレコーダーとBlu-rayディスクレコーダーを搭載した液晶テレビ「REAL」の「BHR」シリーズで、4サイズの新製品を発表。価格はオープン。 4製品のサイズと発売日、予想実売価格はそれぞれ、46V型「LCD-46BHR400」が7月2日発売で350,000円前後、40V型「LCD-40BHR400」が7月2日発売で250,000円前後、32V型「LCD-32BHR400」が7月29日発売で170,000円前後、26V型「LCD-26BHR400」が7月29日発売で140,000円前後。 同シリーズは、HDDレコーダーとBlu-rayディスクレコーダーを搭載した液晶テレビ。1台で「見る」「録る」「残す」の3役をこなすオールインワンモデルで、ダブルの地上/BS/110度CSデジタルテレビチューナーを搭載しており、2番組同時録画が可能。また、2009年10月に発売された従来品の42V型「LCD-42BHR300」/37V型「LCD-37BHR300」/32V型「LCD-32BHR300」(42V型のみ2010年3月発売)との比較で、内蔵HDDの容量が320GBから500GBへ増加した。 Blu-ray/DVDディスクを出し入れしやすいように、ディスクトレイを前面のディスプレイ下部に装備。リモコンのボタン操作でテレビ画面を見やすく左右に振り向けられる「オートターン」機能を搭載。振り向き角度は、46V/40V型が左右各20度ずつ、32V/26V型が左右各30度ずつとなる。また、46V/40V型はLEDバックライトと、光沢処理を施した液晶パネル「DIAMOND Panel」を採用する。 また、46V/40V型には、残像感の少ないクリアな映像表現を可能とする「倍速ピクチャー」機能を搭載。映画フィルムの動きを忠実に再現する「フィルムモード」と、なめらかな動きに補正する「なめらかモード」を選べる「なめらかピクチャー」機能を備えている。 そのほかの特徴として、デジタルテレビ向けのオンラインサービス「アクトビラ」に対応。番組やDVDソフトなどのコンテンツ全体の音量感が一定の範囲内となるように音量を自動調整する「おすすめ音量」機能、人の声を聞き取りやすくする「声ハッキリ」モードを装備する。 インターフェースはS2/コンポジット/デジタル音声出力のほか、SDメモリーカードスロットやUSBポート、HDMIポートを搭載しており、デジタルカメラなどで撮影した写真を楽しむことが可能。AVCHD方式で記録したデジタルビデオカメラの映像を内蔵HDDにダビングすることもできる。 おもな仕様として、解像度は、46V/40V型が1,920×1,080ピクセルのフルHD、32V/26V型が1,366×768ピクセルのハイビジョンに対応。アスペクト比は16:9。スピーカーは10W×2。消費電力/年間消費電力量/本体サイズ/本体の重さなどは未定で、順次同社ホームページで公開予定。