同スピーカーは単一のスピーカーユニットで80Hzから15kHzまでの周波数帯域を再生、必要な電圧をい低くすることが可能となっている。また、素材が柔軟なため様々な形状に成型できる。この研究はフォスター電機と共同で進めている。
ただ、実際に家庭において22.2chのスピーカーを設置するのは現実的ではないため、少ない数のスピーカーでも本来の音を楽しめるように、チャンネル数を変換する技術や、聴くエリアを想定し音の伝搬特性を計算して再現する技術などが研究されている。会場では、4個あるいは9個のスピーカーで22.2マルチチャンネルを再現することができるブースが用意されていた。