グーグルは27日、Googleマップに新機能「Earthビュー」を追加した。プラグインを導入することで、GoogleマップからGoogle Earthを見ることができるものだ。 グーグルでは、Googleマップの航空写真、Google Earthを通して、臨場感のある地図を提供してきたが、今回の新機能はそれを統合するものとなる。Google Earthでは、衛星写真の地図を3Dで見ることが可能で、建築物なども3Dモデルで再現されている。3Dで再現された街やビル、山脈の起伏や海底までリアルな迫力で見られるだけでなく、上下左右、実際にはヘリコプターでもなければ見られないような場所からでも、自由にその場を見ることが可能となっている。「Earthビュー」は、従来のデスクトップ版Google Earthと同じ技術で動作しているため、高解像度の衛星イメージや地形の起伏、3Dの街並みなど、すべてブラウザ上で閲覧できるとのこと。 画面右上にあるボタンをクリックするだけで、従来のマップ、航空写真、そしてEarthの表示を切り替えできる。Earthビューを使えば、英ストーンヘンジ、独ノイシュバンシュタイン城、豪オペラハウスのほか、アンコールワット、スフィンクスといった有名建築物や世界の名所も、3Dで閲覧可能だ。さらには海底に眠るタイタニック号も用意されているという。これらの名所は、地図の左パネルにある「おすすめの場所」からダイレクトに移動することも可能だ。 なおGoogle Earth APIを使うことで、開発者がWebサイトにGoogle Earthを組み込むことも可能となっている。Google Earthプラグインは、Microsoft WindowsとApple Mac OSのほとんどの環境で動作するとのこと。
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