ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は26日、ユーザーの通信環境の高速化を目的とした「通信環境改善3大プロジェクト」の結果を発表した。 同プロジェクトは15日に行われた「Akamai Accelerated Networks Program(AANP)」とDTIを含むフリービットグループのネットワークの接続実験、20日に行われたYouTube対応キャッシュサーバーの設置、28日に行われるDTIネットワークとGoogleネットワークの直接接続の3段階で行われる。 15日に行われた、アカマイのCDN「Akamai Accelerated Networks Program」との接続実験では、DTIを含むフリービットグループのネットワークからアカマイのCDNを経由したサイトのコンテンツに接続した際の応答時間が従来の半分に短縮されたという。 20日には、YouTubeへの接続環境の改善を目的とした、キャッシュサーバー「Google Global Cache」の設置が実施された。これによりフリービットネットワーク内からHTTPベースでYouTubeのコンテンツに接続した際の応答時間が、従来比で4割減少したという。 さらに28日には、DTIネットワークとGoogleネットワークの直接接続が行われる予定。ここではGoogleマップやYouTubeをはじめとするGoogleによるサービスへの応答速度の高速化を目指すという。