トムソン・ロイターは13日、毎年恒例の「論文の引用動向による日本の研究機関ランキング」を発表。Webサイトに、「Essential Science Indicators」収録の世界の研究機関ランキングより日本の研究機関のみを抽出・再集計し、総合トップ20、材料科学、物理学、化学、生物学・生化学、免疫学、薬理学・毒物学の各々トップ10を掲載している。 東京大学は昨年同様で、総合で国内1位、世界11位を堅持したほか、物理学、生物学・生化学、薬理学・毒物学でいずれも国内1位、世界でも2位、3位、5位と上位にランクインしている。総合では2位京都大学(世界31位)、3位大阪大学(同37位)、4位東北大学(同65位)と続き、5位に科学技術振興機構(同67位)。大学以外ではほかに、理化学研究所が8位(同129位)、産業技術総合研究所が10位(同151位)に入っている。また私立大学では慶應義塾大学が13位(同287位)に入った。