エプソンダイレクトは13日、同社が2001年12月から2004年1月にかけて発売したデスクトップPCにおいて、無償点検・修理を行なうことを発表。本体背面の排気口付近からごくまれに発煙・発火する可能性があることが原因だという。 発煙・発火の原因は、電源ユニット内部の接続コネクター部分におけるトラッキング現象(絶縁部分が炭化現象を起こし、電位の異なる電極間で絶縁劣化により導電路が生じること)によるもの。トラッキング現象が発生した場合、大きな電流が流れるために異常発熱が起こり、発煙・発火に至ることがあるという。とくに「製品から焦げ臭いにおいがする」、「製品内部からパチパチと放電するような異音がする」場合は、電源を抜き速やかな連絡を求めている。 対象となるのは、「EPSON Type-SZ」、「EPSON Type-BA」、「EPSON Type-BD」、「Endeavor AT-900C」、「Endeavor AT920C」、「Endeavor AT930C」の合計115,326台。対象製品は、対策を施した電源ユニットに交換する。点検・修理の申し込み方法は以下のとおり。●エプソン電源ユニット特別対応窓口サイト:http://shop.epson.jp/2010atb/電話:0120-948-334(受付時間は月曜~日曜、祝日の9:00~18:00)ファックス:0120-998-719