富士通と独SAP AGは5日、SAP BusinessObjectsブランドの情報分析SaaSである「SAP BusinessObjects BI OnDemand」の日本語バージョンを、富士通のクラウド環境にて提供すると発表した。 「SAP BusinessObjects BI OnDemand」は、2006年に提供開始、すでに世界で26万人に利用されているビジネスインテリジェンス(BI)向けSaaS。分散した経営情報を簡単に集め、組み合わせて分析、共有することで、経営の見える化を実現する製品となっている。たとえば、今回提供する機能の1つであるデータマッシュアップでは、個々に構築された業務システムから収集した会計データや受注データを、1つの業務システムデータのようにPC画面上で閲覧でき、経営分析やレポート作成を行うことが可能となっている。瞬時に検索・分析が可能な 「SAP BusinessObjects Explorer」の機能も標準搭載する。 富士通のクラウド環境にてSaaSで提供されるため、顧客は自前でシステムを構築しなくても、インターネット経由で利用可能。今回、両社で日本語バージョンを開発したという。両社は、グローバルパートナーとして、ERP分野でグローバルに協業を進めており、今回の戦略的協業を通してBI分野においても、グローバルな戦略的パートナーとして協業を深めていくとしている。
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