米国のマーケットリサーチ会社、NPDグループは3Dテレビに関する意識調査結果を発表。それによると消費者の3分の1は、3Dテレビに「多少の興味がある」という。 調査は2009年末に2,000人以上の消費者により実施され、結果は2010年2月末に発表されたもの。関心度の低さの背景として、60%以上が本体価格、3Dコンテンツの視聴料金を挙げている。また、64%の人が3Dテレビの価格が下がってきたら3Dコンテンツを利用したいと答えた。もう1つの大きな懸念材料が3D視聴用のメガネで、53%が「3Dメガネは不便」と回答。さらにこちらでも価格が不安要因として挙がった。 NPDグループ内の企業である米DisplaySearchは、2010年における3Dテレビの出荷台数を1,200万台と予測。2013年には1,560万台まで成長するだろうとしている。3Dテレビは、国内では4月23日にパナソニックが発売を予定しており、予想実売価格は54V型が530,000円前後、50V型が430,000円前後。また、韓国サムスンは2月25日に韓国において、既に3D対応テレビを発売している。
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