adingo(アディンゴ)は2日、ネットカフェ運営者向けに、「ネットカフェ向けツールバー」を開発・無償提供を行うと発表した。 「ネットカフェ向けツールバー」では、Yahoo! JAPANと同様の検索エンジンを採用しているが、ツールバーの高さを通常のツールバーの約2倍にし、利用者の目につきやすいデザインとした。また検索したい語句をなぞるだけで、自動的に検索窓に文字列が入力される「なぞってサーチ」機能を搭載した。ツールバーは、どのWebサイトを閲覧していても常に表示されるため、ツールバーを導入することで、どのWebサイトを閲覧していても「なぞってサーチ」を利用できるようになるとのこと。 adingoでは、これまでにも40社以上のネットカフェに対し、ツールバーや検索窓の導入を行っているが、導入したネットカフェでのユーザ調査から、ユーザー1人当たりの平均利用時間2時間半のうち、ツールバーや検索窓を利用してWeb検索をする回数は、3回程度であることが分かったという。そこでネットカフェ利用客の検索利便性を向上させて、ネットカフェの収益拡大を支援するのが狙いとのこと。 まず3月2日より、ベンチャーバンクが運営する全国約50店舗の「まんが喫茶ゲラゲラ」に、無償で一斉導入する。今後も、ネットカフェに対し、随時無償で提供するとのこと。