映画「キャタピラー」(若松孝二監督)に主演した女優寺島しのぶが第60回ベルリン映画祭で最優秀女優賞を受賞。彼女のブログでトロフィーの写真を掲載しその喜びを語っている。 2月21日付けエントリーの日記では「銀熊ちゃん」と題し、同賞のトロフィーの愛称“銀熊”の写真を掲載。その銀熊を若松監督と大西君が受け取ったことや「ライブで見ていて、私の名前が呼ばれたときに初めて信じることができました」と受賞を知った瞬間の喜びを報告している。その銀熊は、若松監督が大阪まで来てくれて、舞台上で渡しくれることも明かした。ライブでというのは、彼女は舞台の関係で日本に帰国しており、インターネットのライブ中継で結果を知ったのだそうだ。 受賞を知った瞬間に書いたと思われる同日付けの前の日記では、「幸せです」と題し、「本当に本当に嬉しいです。若松監督に呼んでもらえてよかった。大西君とできてよかった。そして若松組のスタッフさんとできて良かった。皆の魂の結晶です。私はこの日を忘れません」と監督、スタッフ、共演者への感謝を綴っている。そして「賞が全てではありません」とし、「まず世界の映画祭のコンペティションに選ばれたという事実。これをまず評価するべきです」と作品の質の高さが最優秀女優賞につながったとしている。 同賞は日本では64年の左幸子、75年の田中絹代に続いて3人目の受賞となる。
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