今回初めてAndroidプラットフォーム用の「ブラウザ保護」をあらたに追加した、「F-Secure Anti-theft for Mobile」と「F-Secure Mobile Security」を発表した。エフセキュアは、2010年1月よりSymbianとWindowsプラットホームを対象に、同製品を展開中。今回の新製品では、紛失や盗難時の遠隔からの「データ消去」、「操作ロック」、ユーザーが危険なWebサイトにアクセスしないよう事前に警告するクラウドテクノロジ ベースの「ブラウザ保護」の3つの機能に対応する。
「F-Secure Anti-theft for Mobile」は、所有者が失くしてしまったスマートフォンにSMSメールを送信することで、簡単に遠隔からデータ消去や操作をロックできる。さらに、SMSメールを送信するだけですべての情報を消去することも可能。また、SIMカードが変更されると、そのスマートフォンはロックがかかり、新しいSIM情報を所有者に送信する。「ブラウザ保護」は、クラウド上で危険なWebサイトの情報を共有するもので、今回初めて「F-Secure Mobile Security」を含むスマートフォンを対象にした製品に搭載された。ユーザーが危険なWebサイトにアクセスしないようユーザーに注意を促す機能とのこと。
「F-Secure Anti-theft for Mobile」「F-Secure Mobile Security」は、Symbian、Windows Mobile、Androidで利用可能。現在日本では未発売。
《冨岡晶》