LG電子は次世代のスマートフォンとして「GW990」を発表した。ラスベガスで開催されているCES 2010で米インテルのCEOであるポール・オッテリーニ氏が、基調講演のなかで披露した。 「GW990」はなんといっても、インテルが次世代Atomプラットフォームとしてアナウンスしている“Moorestown”(コードネーム)を搭載しているのが特徴だ。 “Moorestown”に関しては、昨年からアーキテクチャーなどが公開されており、都内で開催されたMoblin関連セミナーでも登場している。当時の説明によると、CPUコア、グラフィックス、メモリコントローラをシングルダイに収め、チップセットにはオーディオコーデックを内蔵、低消費電力も特徴で「C6よりもさらに深いスリープステートを準備している」としていた。 4.8インチのタッチスクリーンを搭載する「GW990」は解像度1024×480。LTEをサポートする予定。OSはMoblin 2.1がベースとなるようだ。Moblinは、MIDのOSとして取り上げられることが多かったが、「基本的にどの端末でも展開できる」とインテルでは話しており、今回のスマートフォンがその一例となった。 ちなみに「GW990」の登場は第2四半期となるもよう。
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