女性のためのファンションショッピングサイト「magaseek」とアイシェアが共同で、20代〜40代の女性ネットユーザーを対象に「買い物ストレス」についての意識調査を実施した。 まず、どのような人がおしゃれへの関心が高いのかを“向上心”という切り口で調べたところ、自身が「向上心が強い方」とした人の86.3%が「おしゃれ好き」と回答した。また、同じく「向上心が強い」人の78.2%が「人からファッションをほめられたことがある」と答えている。向上心とおしゃれへの関心は関係が深いといえそうだ。 「傷んでからの買い替え」「仕事に必要だから」など洋服を購入する際の理由はいろいろあるが、必要性からではなく「自分が楽しむために洋服を購入したことがある」人も全体の69.6%存在する。「向上心が強い」人ではこれが76.8%となっており、頑張ったご褒美として、あるいは楽しみながら自分を磨くために洋服を購入するという人が多いということかもしれない。 ボディコンシャスなシルエットが主流といわれている今季のトレンド。今季の秋冬トレンドでもっとも気になるアイテムは「レギンス・トレンカ」、カラーは「ブラック」という声が多かった。こういった情報を得るのに利用されるファッション雑誌に関して聞いたところ、全体の65.4%が「雑誌に掲載されているアイテムを欲しいと思ったことがある」と回答。特に「人からファッションをほめられたことがある」人では77.3%、「おしゃれがとても好き」な人では93.0%にのぼった。しかし、「お目当ての商品が店頭で見つからなかったことがある」人も多く、全体の74.8%、20代では78.0%がそのような不満があるとしている。 ショッピングについても聞いたところ、全体の81.6%が「忙しくてゆっくりショッピングの時間を取れないことがある」と答えた。買い物を楽む時間的余裕がないというストレスを感じている人は多いようだ。また、「接客されるのが苦手」「人混みが嫌い」「店が混んでいてゆっくり見られない」など、店舗での買い物にストレスを感じるという意見も多い。「接客されるのが苦手」と答えたのは全体の74.5%、20代では77.1%にものぼっており、もっと洋服を自由に見たいと思っている女性が多いことがわかる。 「欲しいアイテムが店頭で見つからない」「ストレスなく自由に買い物がしたい」「接客が苦手」といった女性にとって、それを解決してくれるファッションサイトでのショッピングという流れは今後大きくなっていくのかもしれない。