シトリックス・システムズ・ジャパンは18日、「Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V」による仮想プラットフォームに仮想化管理機能を提供し、仮想インフラの構築を支援する「Citrix Essentials 5.5 for Hyper-V」の提供を開始した。
「Citrix Essentials 5.5 for Hyper-V」は、高度な仮想管理と自動化により、Windows Server 2008 R2のHyper-V 2.0とSystem Centerの先進性に対応し、その機能を大幅に拡張できる製品。Microsoft Hyper-Vのユーザーは、Windows Server 2008 Hyper-VとSystem Centerのエンタープライズ管理機能をストレージ管理、プロビジョニングサービス、ワークフロー管理、ラボ自動化の分野にまで広げることが可能となる。Hyper-VおよびXenServerからなる混合環境であっても、仮想マシンを簡単に管理できる。
下層ストレージアレイのレプリケーションサービスを開放するStorageLinkテクノロジを利用、Hyper-V環境におけるリモートでのフェイルオーバー対策を可能にする。StorageLink Site Recoveryを利用すると、ネイティブストレージのリモートミラーリングサービスの設定ができる他、Site Recoveryに含まれるステージング機能により、リモートサイトで仮想インフラの復旧性能をテストできる。さらに、復旧する仮想マシンのクローンを分離されたネットワーク上に即座に作成・保存できる。