キヤノンは6日、ドキュメントスキャナー「imageFORMULA(イメージフォーミュラ)」シリーズの新製品「DR-150」を発表。16日から発売を開始。価格はオープンで、予想実売価格は29,980円。 同製品は、本体サイズ幅280×高さ40×奥行き95mm、重さ約1kgというクラス最小・最軽量をうたい、鏡面加工を施したスタイリッシュでコンパクトなデザインを採用。また、USBバスパワーに対応し、ACアダプタがなくても使用可能となっている。USBケーブル1本で接続時、A4サイズの片面原稿をカラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚の速度でスキャンできる。USBケーブルを2本接続した時は、A4片面原稿をカラー毎分12枚、モノクロ毎分15枚で読み取り可能となる。 白黒やカラー、両面や片面などが混在した原稿を、給紙トレイにまとめてセットして簡単にスキャンできる「ワンプッシュ・スマートスキャン」機能を搭載。また、画像の傾きを自動的に補正する「斜行補正」機能、用紙サイズを自動的に検出して読み取る「用紙サイズ自動検知」機能、スキャン画像の向きをそろえる「文字向き検知」機能などの画像補正機能で、効率よくデータをデジタル化できるという。 A4普通紙、はがきのほかにも、名刺や薄紙の伝票などさまざまなサイズ・厚さの原稿に対応。また、本体背面のAuto Startスイッチをオンに切り替えると、本体に内蔵しているソフトウェア「CaptureOnTouch」により、PCにドライバを入れることなく使用可能だ。 おもな仕様は以下のとおり。●DR-150・イメージセンサー:CIS・光学解像度:600dpi・出力解像度:150×150dpi、200×200dpi、300×300dpi、400×400dpi、600×600dpi・対応用紙サイズ:幅50.8〜216mm、長さ70〜356mm(自動サイズ検知、A4〜A6/B5/B6/リーガル/レター)・インターフェース:USB2.0・バッテリ:USBバスパワー、ACアダプタ・消費電力:最大2.5W(USBケーブルのみ)/最大5W(給電用USBケーブル併用時)・本体サイズ:幅280×高さ40×奥行き95mm(給紙トレイ収納時)・重さ:約1kg(付属品除く)・付属品:USBケーブル/給電用USBケーブルなど