大切なデートの際に利用した飲食店が、残念ながら“二度と行きたくない店”になってしまうというケースも少なくない。世の中のカップルは、どんな店を“二度と行きたくない店”と思っているのだろうか。「ぐるなび」がアンケート調査を実施した。 まずは、「デートで二度と行きたくないと思ったお店があるか」という質問をしてみたところ、「ある」としたのは全体の56.6%。「ない」は43.4%だった。「ある」とした人に、メニューや価格面における理由を聞いてみたところ、1位が「おいしくない・味があわない」(44.6%)、2位「使っている食材の質が低い」(19.2%)、3位「割高感がある(コストパフォーマンスが悪い)」(19.0%)、4位「手抜きしている感じがする」(18.8%)、5位「料理が下手(火が通っていない、こげているなど)」(15.6%)となった。 メニューや価格などによる理由では、「おいしくない、味があわない」が圧倒的に多かった。また、「割高感がある」も上位にランクインしており、味は当然のことながら、価格を含めた誠実さがない店は二度と使ってもらえない可能性が高いことがうかがえた。 また、「ある」と答えた人に接客やサービスにおける理由を聞いたところ、1位が「接客が無愛想、態度・対応が悪い」(52.4%)、2位「接客が礼儀正しくない気がきかない」(39.5%)、3位「なかなか注文を取りに来ない」(29.2%)、4位「必要なときに店員がいない(みあたらない)」(26.5%)、5位「料理がくるのが遅い」(26.2%)となった。 接客やサービスなどによる理由では、「接客が無愛想、態度・対応が悪い」「礼儀正しくない、気がきかない」など、接客の基本姿勢に関するものが上位を占める結果となった。回答者のなかには「おすすめの肉を『ちょっと高いね』と話していたのが聞こえたらしく、ケンカをふっかけられた」という何ともかわいそうな経験をしている人も。また、「注文を取りに来ない」「店員がいない」など、デートのスムーズな進行を妨げる要素も「二度と行かない店」のチェックポイントとなっているようだ。