「Celerraウイルススキャンサーバパック」は、日立製作所のラックサーバ(HA8000/RS110BH)2台を使用し冗長化した上にトレンドマイクロ製ウイルス対策ソフト「Server Protect for EMC Celerra」を搭載しており、EMC製ファイルサーバCelerraで構成されたストレージをウイルスから保護することが可能。すぐに稼働できるよう設定・導入支援サービスもセットになっている。
Celerraのような統合ファイルサーバに重要なデータが集約される環境では、より強固なセキュリティ対策が必要とされる一方、物理ディスクの容量によって金額が決まる容量課金のセキュリティソフトウェアをLAN上のWindowsサーバへ搭載することが多く、別途サーバをたてるためにハードウェアなどを含めると高価なものとなっていた。同社では高性能ファイルサーバ「TWIN NAS 3TBパック」などで培った自社エンジニアによる大容量ストレージ構築・運用実績ノウハウもとに、冗長化構成のパッケージを用意。従来の半分以下の約184万円という低価格で提供するという。