三菱電機は21日、デジタルハイビジョン液晶TV「REAL」MXシリーズの新製品3機種を発表。8月1日より発売する。価格はオープンで、予想実売価格は70,000円前後。 同製品は、19V型ワイド液晶を搭載。同じインチサイズの年間消費電力量比較で、トップクラスの省エネ性を実現したという。省エネ効果は画面上の「ECOメーター」、「ECOモニター」で確認可能。ECOモニターでは、省エネ設定を行った場合とそうでない場合を比較して、電気代やCO2排出量の概算累積削量を表示する。部屋が真っ暗になった場合には明るさセンサーが働いて自動的に電源がオフ。また、無信号時は約10分後、無操作時は約3時間以上で電源がオートオフとなる。 高画質回路「DIAMOND EngineVI」の搭載によって、鮮明な映像を再現。そのほか映像面では、デジタルハイビジョンの映像ノイズを低減する「HD3DDNR回路」、画面内用に応じて液晶のバックライトを自動制御する「IBC(インテリジェントバックライトコントロール)」、スポーツや映画、音楽など5つのカテゴリーに分類し最適画質に自動調整する「ジャンル適応画質・音質モード」などを採用した。 音質面では、通常のステレオ音声をワイドな音で再現する「DIATONEサラウンド2.0」機能、迫力ある低音を再現する「DIATONE BASS」機能などを搭載。また、DVDソフトなどの音量が常に一定の範囲になるように自動調整する「おすすめ音量」などを備えた。「REALINK」機能により、同社のBlu-rayディスクレコーダーやDVDレコーダーなどと連動。録画・再生操作がTVのリモコンで行える。カラーはブラック/シルバー/レッドの3色を用意。 おもな仕様は以下のとおり。・種類:地上・BS・地上・BS・110 度CSデジタルハイビジョン液晶TV・液晶サイズ:19V型ワイド(解像度1,366×768ピクセル)・アスペクト比:16:9・受信チャンネル:VHF(1〜12ch)/UHF(13〜62ch)/ケーブルテレビ(C13〜C63ch)/地上デジタル(000〜999ch)/BSデジタル(000〜999ch)/110度CSデジタル(000〜999ch)・スピーカー出力:3W×2・インターフェース:HDMI×2/D4/ビデオ入力×3/音声出力/デジタル放送出力/デジタル光音声出力/LAN/ミニD-sub15ピン/3.5mmステレオミニ/電話回線など・消費電力:40W・本体サイズ(スタンドを含む):幅46×高さ36.2×奥行き19.6cm・重さ(スタンドを含む):6.3kg