日本HPは16日、同社のモバイルノートPC「HP Pavilion Notebook PC dv2」の秋モデルを発表。同日より順次発売する。価格は79,800円〜。 同製品は、今年4月に発売されたHP Pavilion Notebook PC dv2をスペックアップした秋モデル。夏モデルではCPUがAthlon Neo MV-40(1.6GHz)のみだったが、秋モデルでは量販店仕様がAthlon Neo X2 L335(1.6GHz)、直販のHP Directplus 仕様がTurion Neo X2 L625(1.6GHz)を搭載。デュアルコア採用により、Turion Neo X2 L625と比較した場合、CPU性能でおよそ2倍のパフォーマンスアップが図られたという。 定評のあった動画再生支援機能をさらに強化。夏モデルでは直販のみだったグラフィックカード、ATI HD 3410を全モデルで搭載。標準2GBメモリ搭載の場合、直販仕様では、グラフィックス専用メモリが512MBとなる。夏モデルの量販店仕様だったチップセット内蔵型と比較した場合、グラフィックス性能は約2倍向上したという。また、スクウェア・エニックスから「ファイナルファンタジーXI for Windows」の動作認定を受けた。 そのほか夏モデルからのおもな変更点としては、量販店仕様のストレージが160GBのHDDから250GBへアップ(直販仕様は変わらず320GBのまま)。HDMIポートは夏モデル同様、直販仕様にのみ搭載。また、それぞれにスタンダードモデル/オフィス搭載モデルを用意。デザインは直販仕様が黒を基調にした「ZEN-design“kirameki”(煌)」、量販店仕様が白を基調にした「ZEN-design “asagiri”(朝霧)」となっている。なお、Windows 7無料アップグレードプログラムに対応。 スタンダードモデルのおもな仕様は以下のとおり。●HP Pavilion Notebook PC dv2直販モデル・CPU:Turion Neo X2 L625(1.6GHz)・HDD:320GB・無線LAN:IEEE802.11a/b/g/nドラフト・そのほかの機能:Bluetooth2.0+EDR・バッテリ駆動時間:約3.6時間●HP Pavilion Notebook PC dv2量販店モデル・CPU:Athlon Neo X2 L335(1.6GHz)・HDD:250GB・無線LAN:IEEE802.11b/g・バッテリ駆動時間:約3.53時間●共通仕様・OS:Windows Vista Home Premium(SP1)・メモリ:2GB(最大4GB)・チップセット:AMD M690G・グラフィックス:ATI HD 3410・液晶ディスプレイ:12.1V型ワイド液晶(1,280×800ピクセル)・LAN:100Base-TX/10Base-T・インターフェース:HDMI(直販仕様のみ)/USB2.0×3/ミニD-sub15ピン/マイク/ヘッドホン/ラインアウト・本体サイズ:幅293×高さ24〜33.5×奥行き242mm・重さ:約1.7kg・そのほかの機能:webカメラ・付属品:ACアダプタ/電源コードなど