電通は8日、ヤッパと提携し、電子雑誌を携帯電話などで有料販売する事業「MAGASTORE(マガストア)」を2009年夏に開始すると発表した。第一弾として、iPhoneアプリでのサービスを開始。その後順次、携帯キャリア各社に向けてサービス提供を行う。 利用者はiPhone 3GSなどの対応端末に、MAGASTOREアプリをダウンロードし、アプリ経由で雑誌を購入。一度購入したデータであれば何度でもダウンロードが可能で、アプリ内の「MyShelf」で管理され、いつでも読むことができる。電子雑誌は、最新のものだけでなく、バックナンバーも購入が可能。MAGASTOREアプリの価格は115円だが、無料版も配布される。雑誌コンテンツの価格については雑誌により異なるが、115円〜600円程度とのこと。 出版社に対しては、電子雑誌販売のために必要となる「ビューアー開発」「データ変換」「データ配信」「決済」「収益管理」などの機能を提供。電通が1997年に考案した「許諾コード方式」に基づいたコンテンツID管理を行い、コンテンツ権利管理に関する煩雑な作業を軽減、デジタルコンテンツの流通の活性化を図るという。現在、小学館、講談社、朝日新聞出版など、20社以上の出版社が参加、約30誌の雑誌販売が決定しており、年内には約30社、50誌以上に拡大する見込み。 将来的には販売する電子雑誌コンテンツに対して広告配信も行う予定で、雑誌コンテンツの特性と、モバイル広告のテクノロジーを活用した新しい広告ソリューションを提供するとしている。
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