ソフトバンクテレコムは30日、DDoS攻撃(分散サービス妨害攻撃)の検知、通知を行い、顧客のサーバとネットワークをDDoS攻撃から守るサービス「ULTINA Internet DDoS検知・防御サービス」を発表した。7月1日より提供を開始する。
「DDoS(Denial of Service / Distributed Denial of Service)攻撃」は、インターネットに接続されている多数のパソコンやサーバを利用して、攻撃先のWebサイトに対していっせいに大量のパケットを送信し特定のサーバやネットワークに大きな負荷を与えることにより、機能を麻痺させてサービスを利用不能にする攻撃。DDoS攻撃は、その攻撃の対象となって被害を受けていたとしても正常な通信との区別がつきにくく、DDoS攻撃対策に備えたシステムを自社で構築する場合は、トラヒックの分析・解析のための設備投資や専用人員の確保が必要とされていた。