クライムは23日、仮想化ソリューションのVMwareに対応するバックアップ製品「Veeam Backup&Replication」(ビーアム・バックアップ&レプリケーション)の販売を開始した。 「Veeam Backup&Replication」は、VMware ESX serverに対応するバックアップとレプリケーションを組み合わせたエンタープライズ・レベルでのシングル・ソリューション。バックアップとリカバリは単一のインターフェイスで提供し、VMwareに対する高速リカバリが簡単に行える。 オプションとしてVMware Consolidated Backup(VCB)フレームワークを使用でき、ESXサーバの負荷を削減、高速バックアップが可能となる。またVCBがないケースでも、ESXバックアップをサポート。ESX上のバーチャル・マシンのバックアップとリストアが可能となっている。Veeamの高速ファイル・レベル・リカバリ機能を使用すれば、イメージ・レベル・バックアップから個々のファイルをリストアすることも可能で、個別のファイルを最新状態で指定した場所・時間で抽出できる。Veeamのファイル・レベル・リカバリがサポートするのは、Windows、Linux、BSD、MacなどのOSとファイルシステムとなる。価格はオープンで希望小売価格は税別98,000円/CPU(Socket)。2009年度で200セットを販売する見込み。