カカクコムは17日、同社購買支援サイト「価格.com」のアクセスデータからDVDとBlu-rayに関するページビュー(PV)を調査した結果を発表。Blu-ray Discプレーヤーに関するPV数が2008年秋から徐々に上昇し、2009年5月にDVDプレーヤーのPV数を上回ったと発表した。 同調査は、同サイトの月間利用者1,842万人、月間PV7億1,193万、累計クチコミ件数約960万件の動向をもとに実施。ここ最近の動きを見てみると、DVDプレーヤーに関するPVが2009年1月に記録した350,000超PVをピークに減少。一方のBlu-ray Discプレーヤーは、2008年10月に50,000PVを超えたあたりから上昇し、2009年4月には250,000PVを突破。5月にDVDプレーヤーのPV数を上回った。 レコーダーについては、2008年1月の時点ですでに、Blu-ray DiscレコーダーのPVがDVDレコーダーよりも多い状況で推移。2009年にBlu-ray Discプレーヤーの人気に火が付いた形となったが、そこには、Blu-ray Discプレーヤーの低価格モデルが販売されたことが背景にあるようだ。 同調査のうちBlu-ray Discプレーヤーのメーカー別PVを見てみると、ソニーが2008年12月に50,000円を切るエントリーモデルを発売するとそのPV数が上昇。同時期にパナソニックも低価格モデルを発売し、続いてパイオニアも低価格路線を追随していった。低価格モデルの市場投入により、2009年はBlu-ray Discプレーヤーの市場が大きく拡大していく勢いだ。