MirrorBit SPI Multi-I/Oファミリは、最大40Mバイト/秒(クワッドI/OモードでI/O当り80MHz)でのデータ伝送速度により、従来のパラレルI/O NORフラッシュメモリと同等もしくはそれ以上の性能を発揮し、さまざまな産業用、民生用アプリケーションに対し、XiP(Execute in Place: プログラムコード直接実行)システムを構築できる。高い競争力をもつSpansionの90nm MirrorBitテクノロジを用いて製造されるこの新しいフラッシュメモリ・ソリューションにより、ユーザーは、全体的なシステム・コストの削減が可能なシリアル・インターフェイスの利点を活かしながら、アプリケーションが求める高性能および高信頼性を提供できるようになる。32Mビット製品は現在量産出荷中とのこと。
32MビットのS25FL032P MirrorBit SPI Multi-I/O製品は、8ピンSOIC(208 mil)、16ピンSOIC、USON(6mm x 5mm)またはWSON(6mm x 8mm)で提供。64MビットのS25FL064Pおよび128MビットのS25FL129P MirrorBit SPI Multi-I/O製品は16ピンSOICまたは8コンタクトWSON(6mm x 8mm)で提供される。32Mビット製品は現在量産中で、64Mビット製品のサンプル出荷と量産開始は6月を予定しているとのこと。128Mビット製品は第4四半期を予定している。
《池本淳》