はい。最大の特徴となるのが”あなたに話しかける”「VoiceOver(ボイズオーバー)」機能です。iTunesで購入したりCDからリッピングした楽曲のテキストデータをiTunesで自動分析し、音声データとしてiPod shuffleに転送します。この音声は、大変エキサイティングなことに14ヵ国語に対応しています。基本的にiTunesでは自動で楽曲の言語を設定しますが、それ以外にマニュアルで言語設定の変更をすることも可能です。たとえば、私はクラシック音楽が好きなのですが、クラシックの多くはイタリア語かドイツ語です。しかし、流暢なイタリア語で話しかけられても、それを理解することはできません。そこでiTunes内で英語に言語設定を変えます。そうすると、イタリア語の曲名を英語のアクセントで喋ってくれるわけです。先にご説明したとおりiTunesでは、自動で言語を検知・設定してくれますが、非常にトリッキーなシステムなため、ときどき間違えることもあるわけです。その場合にもこの方法で簡単に言語の設定を変更できます。言語についてもうひとつ申し上げておきたいのですが、OS X 10 Leopardには高品質な英語音声が採用されています。OS X 10 TigerやWindowsは違うバージョンの英語音声になります。英語以外の13ヵ国語に関してはどのOSでも同じ音声です。