「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」。31日にGoogle検索を行ったユーザーのなかには、ドキっとした人も少なくないだろう。社内スタッフが実際に検索してみた結果、ほとんどのサイトでこのようなメッセージがでており、それはYahoo!のサイトでも同じだった。 米Google(グーグル)は31日(現地時間)、同メッセージは人為的ミスであったとの説明を公式ブログで発表し謝罪した。Googleでは悪意のあるソフトウェアがインストールされていると判明したサイトには前述のようなメッセージを表示する。同社では非営利団体であるStopBadware.orgからリストを入手。リストのメンテナンスは自動および手動で行っているという。この日は朝にリストのアップデートを行ったが、“/”が誤ってリストとされ、世界中のURLが悪意のあるサイトと認識されてしまったという。発表によると、エラーは6時27分(現地時間:以下、同様)から6時40分まで表示され、7時10分から7時25分の間に見えなくなった。現在では、この問題は解消されている。