同調査では、ビジネス面とテクノロジー面での予算の優先順位をランキングしている。ビジネス面の上位は、1位「ビジネス・プロセス改良」、2位「企業コストの削減」、3位「労働力の有効性の向上」となり、テクノロジー面での上位は1位「BI(Business intelligence)」、2位「エンタープライズアプリケーション(ERP, CRM and others)」、3位「サーバやストレージ(仮想化)」となった。これについてガートナーでは、世界的な金融情勢の悪化を受けて、IT資産の中でビジネスの現状を分析するBIや、コストの最適化・効率化といった項目が上位に来たと見ている。