スカイプ・テクノロジーズ S.A.は米国時間8日、ラスベガスで開催中の「CES 2009」において、「Skype 1.0 for インテルMIDベータ版」のリリースを発表した。
「Skype 1.0 for インテルMIDベータ版」は、インテルが中心となって開発が進められているモバイル・インターネット・デバイス(MID)向けに開発され、インテルAtomプロセッサおよびMoblin Linuxベースとなっている。MIDは、小型で機動性の高い新しいモバイル・インターネット端末で、通常10〜18cm程度の画面をもち、カメラ、GPS、Wi-Fi接続機能を有した機器となる。より高速で長距離伝送を可能にするWiMAX、あるいは3G/4G対応製品も含まれる見込みで、2013年までに8,600万台のLinux搭載MID製品が出荷されるとの予測もある。「Skype 1.0 for インテルMIDベータ版」はMIDでの使用に最適化された製品となる。