米ラスベガスで開催中の家電見本市「2009 International CES」。パナソニックブースでは、開幕前日のプレスカンファレンスで発表された厚さ8.8mmの超薄型プラズマテレビの試作機が展示された。また、サムスン電子は厚さ6.5mmのLEDテレビを披露するなど、各メーカーから薄型テレビが続々と発表されている。 今回発表されたパナソニックの50V型フルHDプラズマテレビは、同社が開発を進めるPDP技術「NeoPDPeco」を採用。自発光ディスプイであるPDPの特性を活かし、放電効率を高める新放電ガスや蛍光体、電子源などを発生させる新材料の開発や、放電領域を拡大させる新セル構造や省電力駆動技術などの採用により、発光効率が向上し、部品の削減や小型化に成功。同時に薄型化も達成したという。厚さ8.8mm(最薄部)はPDPで世界最薄とした。 サムスン電子のブースでは、世界最薄となる厚さ6.5mmを実現した液晶テレビ「LED TV」が登場。同製品はバックライトにLEDを採用。「オートモーションプラス240 Hz」「ワイドカラーコントロール Pro」などの高画質技術や、低消費電力技術「インテリジェントパワーセービング」などの技術を備えつつ、厚さは同社現行製品「ボルドー850」の約6分の1にまで抑えている。 そのほか、日立ブースでは50V型で厚さ35mmの薄型プラズマテレビを展示。また、日本ビクターは32V型で厚さ7mmという液晶ディスプレイを開発しており、各メーカー間でのテレビ薄型化競争が過熱している。
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