日本電気は22日、SaaSサービス事業者やSaaSの導入を検討している企業向けのSaaS基盤サービス「RIACUBE/SP」の販売を開始した。価格は最小構成で79万円から(税別)。 RIACUBE/SPは、同社がハードウェア、OS、ミドルウェアなど複数製品を組み合わせて事前検証を行い、テンプレート化した「RIACUBE」をサービス提供プラットフォームとして採用し、ユーザー認証やアクセス制御を初めとするSaaSの基本機能、およびメール配信、ストリーミング、アンケート、SNS/ブログなどの共通機能をRIACUBE上で提供するほか、サービス事業の立ち上げ支援や運用代行など各種支援サービスを組み合わせたもの。同社では、SaaSビジネスや社内システムのSOA化を短期間、かつ低コストで実現できるだけでなく、既存システムやサービス間連携が可能だとしている。 同社では、2010年度にSaaS関連ビジネス全体で1,200億円の売り上げを目指すとしている。