「第21回 東京国際映画祭」のオープニングナイトを飾る「レッドクリフ Part I」からは、ジョン・ウー監督、主演のトニー・レオンさん、金城武さんら計12名のスタッフ、キャストがオープニングイベントに登場した。 ジョン・ウー監督は、「この映画のテーマである友情、愛、勇気はどれも今の時代に必要なこと」と語り、「皆の努力によってこの映画を作ることができた。ありがとう」と感謝の気持ちを述べた。 トニー・レオンさんは「この映画祭は初めてではないが、またお会いできて嬉しい。この作品が皆さんに気に入られると嬉しい」、国際映画祭は初めてという金城武さんは「この映画祭を皆さんで盛り上げてほしい」と挨拶した。 「レッドクリフ」は、「M:I-2」のジョン・ウー監督が、世界的ベストセラー「三国志」最大の逆転劇「赤壁の戦い」を完全映画化した歴史アクション大作。今回オープニング作品に選ばれたPart Iでは、赤壁の戦い前夜の攻防戦と緊迫した人間ドラマが、Part IIでは、兵力の差が甚大な曹操の軍勢に、周瑜(トニー・レオン)や諸葛亮孔明(金城武)の連合軍が知略を尽くして立ち向かう水上戦が描かれる。国内では、Part Iは11月1日、Part IIは2009年4月より劇場公開される予定だ。(photo by 稲葉九)