「CEATEC JAPAN 2008」のKDDIブースでは、WVGA(800×480ピクセル)の解像度を実現した3.1型の有機ELディスプレイを展示している。 KDDIでは、携帯電話のディスプレイに液晶よりもコントラスト比が高い有機ELを採用し、その美しさをアピールしている。しかし、解像度については、有機ELディスプレイはWQVGA(400×240ピクセル)にとどまっており、WVGAを実現している液晶ディスプレイに劣っているのが現状だ。 なお、展示している有機LEディスプレイはサムスン電子製のもので、すでに量産体制に入っている。担当者は携帯電話への採用の時期は未定としているものの、その時期は近いと思われる。