米Cisco Systemsは18日、「Data Center 3.0」の新製品として、「Cisco MDS 9000ファミリー 8Gbpsファイバチャネルスイッチングモジュール」と、同社のSANオペレーティングシステム「Cisco NX-OS」の新機能を発表した。出荷は2008年第4四半期より開始される。 Cisco MDS 9000ファミリー 8Gbpsファイバチャネルスイッチングモジュールは、すべてのCisco MDS 9500シリーズマルチレイヤディレクタと互換性があり、2Gbps/4Gbpsストレージインフラストラクチャへの既存投資を保護しつつ、ネットワーク要件に応じて8Gbps技術を段階的に導入できる。また、1つのモジュラシャーシ内に24ポート、48ポート、4/44ポートのスイッチングモジュールを統合することでストレージネットワークで必要とされるスイッチとISL(スイッチ間リンク)の数を削減可能だ。さらに、透過的にハードウェアを使って暗号化をラインレートで実行できる。 ラインナップは、「Cisco 24ポート8Gbpsファイバチャネルスイッチングモジュール」、「Cisco 48ポート8Gbpsファイバチャネルスイッチングモジュール」、および「Cisco 4/44ポート8Gbpsホスト最適化ファイバチャネルスイッチングモジュール」の3種類。 同社のSANオペレーティングシステムは、「SAN-OS」から「NX-OS」に名称変更が行われ、8Gbps性能のサポートが行われた。また、MDSプラットフォーム用のCisco NX-OSは、物理/仮想サーバ環境向けにデータセンター全体で一貫したポリシー、可視性、診断を提供し、VM環境のQoSやセキュリティといった主要なCisco SANサービスを実現する。
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