Google Chromeは、アップルのWebブラウザ「Safari」で採用しているレンダリングエンジン「WebKit」と、MozillaプロジェクトのFirefoxのソースを取り入れたオープンソースソフトウェアだ。会見では、オープンソースであることの優位性にも多く触れた。「透明性とオープン性が求められるため、これからのWebブラウザは、オープンソースであるべき」と述べ、「オープンソースであるためセキュリティの改善ができる。多くの開発者に協力してほしい」と呼びかけた。
いまのところ、Windowsのみに対応しているGoogle Chromeだが、LinuxとMac OS X向けにもリリースをする予定。しかし、「期日ではなく、満足ができる製品が完成した時がリリースのタイミング。Windows版も満足できる品質に達したため発表した。MacもLinux版も同様だ」として、具体的な時期は示さなかった。