沖電気工業は28日、同日開催された同社取締役会において、10月1日を効力発生日として、レガシー系をのぞく通信事業を会社分割により分社し、OKIネットワークスを設立することを決定した。 今回の分社化は、経営の自由度を高め、環境変化に迅速、かつタイムリーに対応できる事業体制を構築することを目的としたもの。また、新市場に開拓に向けてマーケティングを強化し、企画提案型のビジネスモデルの早期確立も必要だとしている。 新会社の資本金は4億9,000万円(沖電気工業が100%出資)、従業員数は約650名。代表取締役社長には来住晶介氏が就任する。事業内容は、通信事業分野のマーケティング、商品(プロダクト、SI/サービス)の企画・開発、および販売となっている。