ジーネクストは20日より、ブラウザベースのSaaSグループウェア「F-DOC2.0(エフドック)」の出荷を開始する。同社ホームページで公開され、ダウンロード可能となる予定。 「F-DOC2.0」は、社内イントラネット環境下の運用だけでなく、サーバ・ホスティングなどを利用したインターネットでの運用も可能なグループウェア。オフィス利用のホウレンソウ機能に加え、ToDoパネル・プライベート機能、携帯アクセス機能を標準で装備。運用環境は、オープンソースソフトウェア環境のデファクト・スタンダード(LAMP)に準拠している(サーバOS:Windows Server2000・2003 R2 / Linux、クライアント:IE6.* / IE7.* / Firefox2 / Firefox3)。 各機能のカスタマイズやOEM提供も視野に入れた設計とすることで、1企業あるいは1サーバの利用者が200人までは無料で利用可能となっているとのこと。さらに無料の「導入講習会」の開催をはじめ、F-DOC2.0のインストールや教育などユーザ環境を構築するための「パートナー」募集をジーネクストで行うとしている。ASPサービスの提供(有料)も予定中とのこと。 なお9月1日〜11月末日には、F-DOC導入インストールを開発会社自ら行うサービス(4万円税別・首都圏以外は交通費実費)も同時に実施される。