ソフィアモバイルは22日より、AC電源不要で、乾電池により稼働するデジタルサイネージ端末「naniポ!」の受注を開始した。出荷は11月頃の予定。 「naniポ!」(ナニポ)は、単三乾電池2本で約1か月稼働するコードレスのデジタルサイネージ端末。67mm×85mm×20mmの大きさで、世界最薄とのこと。ポスターの裏側に超小型のICモジュールを内蔵させる「ポスター型」のため、設置に伴うあらたなハードの準備やネット回線などの環境整備は不要となっている。 タッチした際のアクセス先(URL)はインターネット上で変更が可能になっており、キャンペーン開始やセールス状況に合わせてさまざまなコンテンツをリアルタイムに使い分けられるほか、アクセスはソフィアモバイルのリダイレクトサーバを経由するため、タッチログや携帯IDmなどの情報を集計することもできる。 同社では、ICカードリーダー読取部分のみを取り外して、腕や足などの身体に巻きつけ活用するといった、イベント会場などでの使い方も提案している。 なお、naniポ!は「ワイヤレスジャパン2008」(7月22日〜24日@東京ビッグサイト)のソフィアモバイル/シアーズの共同出展ブースにて、展示されている。