総務省は18日、「モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果」と題する文章を公表した。 携帯電話インターネットのいわゆる「公式サイト」上で展開されるビジネス(モバイルビジネス)を対象として実施されたもので、2007年の調査結果を取りまとめたもの。それによると、モバイルビジネス市場は11,464億円(2007年)。これは前年比2,179億円(23%)の増加となるとのこと。 モバイルビジネスは、いわゆる着メロ着うたなどの「モバイルコンテンツ」と、物販やオークションなどの「モバイルコマース」に大別され、2007年12月時点における公式サイト数は16,042サイト。事業者数は4,298社となっている。11,464億円のうち、モバイルコンテンツ市場は4,233億円(前年比16%増)、モバイルコマース市場は7,231億円(前年比29%増)となった。市場は順調に拡大しており、特にコマース市場の伸びが顕著であるとのこと。 モバイルコンテンツ市場ではモバイルゲームが848億円(前年比13%増(+100億円))、着うた系が1,074億円(前年比42%増(+315億円))、とくに電子書籍が221億円(前年比220%増(+152億円))と急速に拡大している一方、着信メロディ系が559億円(前年比34%減(−284億円))と大きく減少。待ち受け系も227億円(前年比 8%減(−21億円))と縮小傾向を見せた。 モバイルコマース市場では物販系が3,292億円(前年比27%増(+ 709億円))、サービス系が2,708億円(前年比41%増(+ 780億円))と大きく伸びを見せた。
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