トリニティは15日、HDMIバージョン1.3に対応した4入力2出力HDMI切替/分配機、Simplism(シンプリズム)シリーズの「HDMI Switcher/Splitter 4×2」(TR-HDMI-402)を発売した。価格はオープンで、予想実売価格は22,800円。 同製品は、HDMI対応のDVDやHDDレコーダー、PLAYSTATION3、HD DVD、Blu-rayなどのソース機器のデータをテレビやAVアンプ、プロジェクタなどに出力できるもの。切り替えと分配を1台で担うことにより、複雑なシステム構成をシンプルで使いやすくできることを図っている。 プロジェクタは映画用に、テレビは番組鑑賞用などに、といった使い分けの際、同時出力で電源を入れた方に出力できる。また、テレビとAVアンプにそれぞれ接続することで、映像は大きなテレビに、AVアンプからはサラウンド音声を出力するといった使い方も可能だ。 将来の仕様変更や追加を見越してファームウェアアップグレード用USBポートを搭載。ビデオアンプ帯域は6.75Gbps(225MHz)、HDCPバージョン1.2準拠、入力/出力端子はHDMI19ピンタイプA(メス)。本体サイズは幅245×高さ27×奥行き107mm、重さは690g。ACアダプタと赤外線リモコンなどを付属する。