日本電気と住友電気工業は1日、光海底ケーブルを中心とした各種通信ケーブルの製造・販売を行うOCCの経営権を取得すると発表した。 今回の経営権取得は、海底光通信ネットワーク構築需要に応えるため、高品質・高信頼な海底ケーブルの安定供給確保を目的としたもの。日本電気と住友電気工業は、OCCの100%持ち株会社であるオーシーシー・ホールディングスの全株式を出資元のロングリーチグループが運営するファンドより取得することとなる。出資比率は日本電気が約75%、住友電気工業は約25%。両社は7月中に株式取得の手続きを完了する予定だ。