シスコシステムズは27日、世界規模での技術人材開発の促進に向けた取り組みの一環として、「Cisco Learning Network」を発表した。 Cisco Learning Networkは、経験豊富なプロフェッショナルならびに情報技術分野でキャリアを積みたいと考えている個人を対象としたWeb 2.0コミュニティで、専用環境でのドキュメント共有、オープンフォーラム、アイデアの交換などを通して、ネットワークのプロフェッショナル同士のコラボレーションを可能にすることを目的としたもの。ブログやウィキ、フォーラムなどのソーシャルネットワーキング機能を英語で提供し、中国語、ロシア語、日本語を随時展開する予定だ。 また、アソシエートレベルのシスコ技術者認定に「CCNA Security」、「CCNA Voice」、および「CCNA Wireless」の3つのプログラムを追加する。CCNA Securityは、ネットワークセキュリティスペシャリスト、セキュリティアドミニストレータ、ネットワークセキュリティサポートエンジニアなどの職務に必要な個人のスキルを認定するもの。CCNA Voiceは、ボイスアドミニストレータ、ボイスエンジニア、ボイスマネージャなどの職務に必要なスキルを認定するもの。CCNA Wirelessは、ネットワーキングアソシエート/アドミニストレータ、ワイヤレスサポートスペシャリスト、WLANプロジェクトマネージャなどの職務に必要なスキルを認定するもの。