日本電気(NEC)は、2001年2月から2004年5月にかけて販売したビジネス向けモノクロレーザプリンタ「MultiWriter2800/2800N」について、発火を伴う可能性のあることが判明したと発表。無償点検・部品交換を実施する。なお、これまでのところ事故は発生していないという。 2007年12月までに、対象製品の使用済の定着器(トナーを紙に定着させる部品)を回収した際、内部のベアリングに破損が3件確認された。そこで、製造元である富士ゼロックスが安全に関わるリスク評価を行ったところ、ベアリング破損に起因し、場合によってはランプが連続通電となり発火に至るおそれのあることが判明したという。 同社では、対象製品の無償点検・部品交換を実施している。その問合せ先は以下のとおり。■NECプリンタお客様受付センター(NECフィールディング運営)・電話:0120-657-571(携帯電話、PHSからも利用可能)・受付時間:午前9時から午後5時(土日祝日および年末年始を含む所定休業日は休)■対象製品・MultiWriter 2800「PR-L2800」・MultiWriter 2800N「PR-L2800N」 すべてのシリアルナンバー(製造番号)が対象