ジュニパーネットワークスは17日に、「MXシリーズ」イーサネット・サービスルータの専用カード「Dense Port Concentrator」(DPC)の新製品を発表した。 10/100/1000 Ethernet RJ-45インターフェイスを40ポート搭載した「10/100/1000 DPC」、1GEと10GEを1枚に搭載した「マルチレートDPC」、20Gbpsのインターフェイスとコンポーネントを持つ「20Gbps DPC」の3製品7タイプとなる。RJ-45、SPF、XFPなどのインターフェイスをサポートするだけでなく、レイヤ2スイッチング、MPLS、IPルーティング、VLAN毎のQoSを用途に応じて選択可能となっている。6月からJ-Partner各社を通して販売され、価格は別途個別見積もりとなる。 「10/100/1000 DPC」は、フルスケール利用で100万ルートをサポートする「タイプR」と、トランスポート利用に特化した「タイプX」の2タイプ。ベースとなるメタルを選択できるため、レガシーなEthernet機器との接続も可能となっている。 「マルチレートDPC」は、フルスケール利用で100万ルートをサポートする「タイプR」、トランスポート利用に特化した「タイプX」、拡張キューイング利用に適した「タイプEQ」の3タイプ。2ポートの10GEと、20ポートの1GEを搭載する。 「20Gbps DPC」は、フルスケール利用で100万ルートをサポートする2ポート10GEの「タイプR」と、きめ細かいVLANごとのQoS設定で帯域を保証する20ポート1GEの「タイプEQ」の2タイプ。インターフェイスとコンポーネントを20Gbpsに抑え、消費電力の削減とOpExの低減を実現した。
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